2022年の6月2~3日にかけて埼玉県や千葉県等の関東の地域で突如大粒の雹(ひょう)が降り、建物や通行人、車などに被害をもたらしました。
屋外に駐車している車はカーポートがあっても、雹(ひょう)が屋根を突き破ってボディを凹ませる程の被害でした。
そんな中今回は、車に関する雹(ひょう)被害対策の中でも車用ボディカバーにフォーカスしてみたいと思います。
この記事はこんな方に
- 雹(ひょう)の対策って何かあるの?
- ボディカバーってどうなの?
- ボディカバーって厚みが薄い気がしない?
- 車両保険って適応される?
雹(ひょう)の破壊力はフロントガラスを割る勢い
(注)写真は今回のものではありません。
今回(2022年6月上旬)の被害はかなり大きく、走行中の車にゴルフボール並みの大粒の雹が降り注いでフロントガラスにヒビが入ったり、ルーフやボンネットがボコボコに凹む被害状況でした。
SNSでは実際に振ってきた雹を手に乗せたり、凹んでしまった車のボディを投稿されていたのを目にしました。
中には納車して間もない方や修理費に150万円以上と提示された方もいらっしゃる様で、車好きとしては心が痛みます。
車両保険は雹(ひょう)被害に適応されるの?
車両保険について詳しく紹介すると長くなってしまいますので今回は簡単に要点だけ記載します。
多くの車両保険で雹の被害は「物の飛来・落下」として補償範囲内に設定されていることが多く、保険を使用した場合の等級ダウンは1段階です。
保険会社によって保障内容の詳細に違いがあるので加入している車両保険について確認しておきましょう。
雹(ひょう)対策に車用ボディカバーという選択肢
通常の雹(ひょう)対策としては、屋根がポリカーボネイト製の屈強なカーポートやガレージが準備できるのであれば安心ですが、費用の面からもなかなかにハードルが高く現実味が低いです。
逆に手軽に準備出来る物として挙げるとすれば、段ボール、毛布、ブルーシートといったところでしょうか。
しかしながら車を守る用には作られていないので塗装面に擦り傷をつけてしまう可能性もあり、余りオススメはしません。また、風があれば飛ばされてしまいますので風対策も必要です。
車用のボディカバー
車用ボディカバーであれば黄砂や花粉、鳥の糞といった汚れや紫外線からボディを守る事ができますし、形も考えられている為、風に飛ばされにくい形状だったり、飛ばされない様にバンドが付属している物もあります。
また、少し値段がする物は素材も考えて作られている為、内側が柔らかい素材となっていて、比較的傷が付きにくく出来ています。
とは言え、カバーをかける前にはボディの埃や砂が無い状態でかけてください。出来れば洗車後が望ましいです。
ボディカバーをかける前に
ボディカバーをかける前には塗装面に砂・埃等の異物が無いのが理想です。
洗車後の拭き上げですが、特に全体を覆うタイプのカバーを使用する場合は水分はなるべく無い方が良いです。
湿気が籠ってしまうと錆の原因になるからです。
オーダーメイドで車種専用品
オーダーメイド・車種専用品のメリット・デメリット
メリット
- サイズがピッタリ。
- 風が吹いてもズレにくい為、傷が付きにくい。
- 生地を選ぶ事ができる。
デメリット
- 汎用品と比べて少し高価
- カバーの脱着が面倒
CARCLUBのオーダーメイド車種専用ボディカバー
今回ご紹介するCARCLUB(https://carclub.jp)ではPUレザーやベルベットなどの生地を使用した高級ボディカバーが取り揃えられています。
一つ一つオーダーメイドで製造されているため軽自動車から大型車まで99%の国産車・輸入車に幅広く対応可能です。
ディティール面では、ドアミラーを広げたままでも装着できる様な形状となっています。
風対策としては1ヶ所2本の紐が4カ所に付いているほか、前後にはゴムが縫い込まれているのでボディにフィットします。
生地に高品質なオックスフォード生地を使用しており、高密度で引っ張りに強く、耐久性と丈夫さがあるので長く使用できます。
一般的なオックス生地の定義としては、簡単に言うと「縦横に二本の糸を引き揃え、あるいは縦二本横一本を引き揃ええて織った、平織りの生地」というイメージ。つまりは通常の織り方より丈夫です。
ASTA(アスター)シリーズ
ASTA(アスター)シリーズのボディカバーは3Dレーザースキャナーで現車のデータを立体的に取り込み、独自の三次元曲面形成技術で愛車の曲線と特徴に合うような形になっています。
また、完全防水ではありませんが、防水効果があります。水は通しにくくなってますが、通気性を確保している為、湿気や熱気が籠りにくく、塗装面の保護や冬場の凍結を軽減してくれます。
- 通気防水効果
- 汚れ防止
- 対黄砂・花粉
- いたずら防止
- 鳥糞から保護
- 塗装の劣化防止
- 猫の足跡、ひっかき傷防止
- 塗装面の保護
- 雨・雪から保護
5層構造 防雹タイプ【商品番号 7061058683058】
今回のテーマの雹(ひょう)対策という事で「防雹」というワードが入った商品で人気なのが以下の商品です。
こちらの屋外用防雹カバーの表面はキルティングになっている他、紫外線防止フィルム、退色しにくいオックスフォード生地、断熱素材、防凍コットン、不織布の5層構造となっていて厚みがあるので雹(ひょう)等からのダメージを大幅に軽減します。
その他にもカバー表面の防水効果や、直射日光による塗装のダメージ、車内の温度上昇、ガラスの凍結、氷霜(ひょうそう)から愛車を守ります。
僕が気に入った点の1つに、写真の様にファスナーが付いているのでカバーをかけた状態でも運転席にアクセス出来るというのがあります。
カバーの前後にゴムが仕込まれているので被せるだけで風対策の効果がありますが、防風ベルトも付属します。
適所に反射材を使用し、夜間の事故防止効果があります。
安心の1年保証。
今回は比較的簡単に準備できる雹(ひょう)対策のアイテムとして車用のボディカバーを紹介してみました。確かに頻繁にカバーの脱着をするのは多少面倒かもしれません。
しかし天候が怪しい時だけでもボディカバーを使用して、雹(ひょう)の被害から大事な愛車を護りましょう。
CARCLUBの防雹(ひょう)タイプをピックアップしてみました。
詳細は画像下のリンク先でご確認ください。
【商品番号】7061058683058
【商品番号】7063802675378
あなたのカーライフが少しでも良くなります様に。
コメント
雹による災害防止の目的のみで検討しています。固定ベルトは車体の下を通して固定するのですか?であれば突っ張り棒などにヒモを縛って渡す形になりますよね。
ドアミラー袋はあった方がいいのですか?ゴルフボール位の雹でも対応出来ますか?
コメントありがとうございます。固定ベルトはそれぞれのタイヤ付近にあるのでホイールのスポーク等に結んで使用します。ドアミラー袋ですが、普段駐車する際にミラーを畳まないのであればあった方が良いです。逆に、駐車時はミラーを畳むのであればドアミラー袋は無くても良いでしょう。雹がゴルフボール位の大きさですとなかなか被害0とか凹み0とまでは防げないかと思います。とはいえかなり被害は軽減できるかと思いますので、ご検討いただけますと幸いです。