車のバッテリーが上がった時の対処法を4パターンご紹介 part2

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カオス、アイスト用 バッテリー

エンジンがかからない!
といったバッテリー上がりの対処法4パターン紹介の内のpart2になります。

今回はその後半2パターンで、バッテリーの型式の読み方交換方法JAFと保険付帯のロードサービスの違いについてです。

下記のご自身の状況に応じて対処いただければと思います。

今回のpart2の記事は3と4について記載しています。

  1. 救援車が呼べる、若しくは
  2. ジャンプスターターを持っている
        ⇓
  3. 予備の新品バッテリーを準備している
        ⇓
  4. ロードサービスを手配

まだpart1を読まれてない方は下記の関連記事からどうぞ。

関連記事

何年か使用して、バッテリー上がりが不安な方へ⇓

 

バッテリーを新品に交換するケース

結局はpart1のケースでエンジン始動しても電気を一時的に分けてもらっただけなので、ずっと使えるわけではありません。

いずれこのケースに行きつくのですが、新しいバッテリーを買う際の型式の見方について紹介したいと思います。

最近はアイドリングストップ機構が着いている車が多くなってきて、バッテリーも専用の物となっていますので注意して見ていきましょう。

バッテリーの型式の見方

標準車(アイドリングストップ機構の無い)バッテリー

次の写真は標準車(アイドリングストップ機構の無い)バッテリーで、
型式は95D23Lと記載されています。
これが何を意味しているかは下記の通りです。
(JIS規格)

 95 D  23  L
 ① ② ③ ④

性能ランクバッテリーの始動性、容量の性能を表し、数字が大きいほど性能が良くなります。
短側面のサイズ短側面のサイズをアルファベットで表し、Aから後になる程大きくなります。
長側面の長さ長側面の長さを表し、単位はcmです。
+端子の位置+端子を手前にして見た時に+端子が左(Left)にあるのか、右(Right)にあるのか。

この内①以外を間違えるとサイズや端子の位置が異なるのでバッテリーが載らないか、載ってもケーブルが着かないので使えません。
特に④は購入時に間違えやすいので注意してください。

アイドリングストップ機構が着いているバッテリー

次の写真はアイドリングストップ機構が着いている車用のバッテリーで、
形式はQ-100と表記されています。


標準車とは制御の方法が異なるので型式も別となっています。

 Q - 100 ▢←記載無し
 ①  ②  ③

外形寸法の区分アルファベット1文字でバッテリーのサイズを表していて、Qは標準車のD23にあたります。
性能ランクバッテリーの始動性、容量の性能を表し、数字が大きいほど性能が良くなります。
+端子の位置+端子を手前にして見た時に+端子が左(Left)にあるのか、右(Right)にあるのか。
記載無しはLです。

これも②以外を間違えるとサイズ、端子の位置が異なるので使えません。
特に③はLは表記無しなので要注意です。

標準車用とアイドリングストップ車用でそれぞれの車種用しか使えない

中にはこんな方がいるのではないでしょうか。

俺の車、アイドリングストップ着いているけど、
いつもOFFにしているから、値段が安い標準車用のバッテリーでよくね?

それ、逆に不経済です。
若しくは発熱して危険です。

そもそも充電式バッテリーの基礎として、バッテリーはゆっくり充電するとしっかり充電でき、長持ちします。

急速充電は早く電気を押し込むイメージで、早く充電出来る反面発熱するのでバッテリーの劣化を早めます。

標準車は充電をゆっくり行っています。
(その為1度始動するとその使った電気を回復するのに概ね15分位走行が必要と言われています。)

一方、アイドリングストップ車は頻繁にエンジンの始動をするのでゆっくり充電しては間に合いません。
急速充電に近いイメージです。

それに対応できる様にアイドリングストップ車用のバッテリーは標準車用と比べて電気を多く受け入れられる様に作られていて、金額も高い傾向にあります。

ですので安いからといってアイドリングストップ車に標準車要のバッテリーを使うと、常に急速充電されている状況になるので発熱して寿命を縮めてしまいます。

交換サイクルも早くなって本末転倒ですよね。

また、アイドリングストップ機構が正常に働かなくなる故障の原因にもなります。

それぞれの車種専用のバッテリーを使いましょう。

バッテリーの交換方法

①キーやスイッチをオフにします。
②感電防止や滑り止めの為にゴム手袋等を装備します。
③写真2枚目の様なメモリーキーパーがある場合はここで接続します。
④バッテリーのマイナス端子からケーブルを外します。
プラス端子のケーブルを外します。
⑥バッテリーを固定しているステーを外します。
⑦古いバッテリーを取り外します。
⑧新しいバッテリーを取り付けます。
⑨ステーで固定します。
プラス端子にケーブルを取り付けます。
マイナス端子にケーブルを取り付けます。
⑫取り付けたナット類が確実に締まっているか確認します。
⑬メモリーキーパーを使用している場合は外します。


ロードサービスを利用するケース

救援車&ブースターケーブルもジャンプスターターもない場合、お世話にならざるを得ないのがロードサービスです。

JAF
大手ではJAFが有名ですが、その出動理由で1番多いのがバッテリー上がりで42%だそうです。

2位はタイヤのパンクで18%。(2020年度)
電話で呼べるほか、アプリからも呼べるようです。

電話 ナビダイヤル:0570-00-8139
または、短縮ダイヤル:#8139


任意の自動車保険に付帯のロードサービス
最近の自動車保険には任意でロードサービスを付帯出来るほか、自動で付いてくるケースも多くあるので1度保険の資料か、保険会社に確認してみましょう。

基本的にはバッテリー上がりの救援も含まれている事が殆どですが、契約期間内に1度だけとか制限がありますので合わせて確認しましょう。


JAFと保険付帯のロードサービスの違いは?
自動車保険はその自動車に保険をかけていますが、JAFは人との契約です。
つまり自動車保険付帯のロードサービスが有効なのは契約した車に限られますが、

JAFは会員が他の車でトラブった場合でも会員サービスを受けることが出来ます。

~part2のまとめ~

●バッテリーの型式は性能ランクと大きさ、+端子の位置を表しています。
●標準車用とアイドリングストップ車用とで専用のバッテリーを使用しましょう。

●バッテリー交換は-から外し、作業後-を繋ぐのが最後。
●ロードサービスはJAFは会員がサービスを受けられる。
 保険会社付帯の物は契約の車がトラブった場合にサービスを受けられる。

皆さんのカーライフが少しでも良くなります様に。

コメント

  1. みけねこ屋 より:

    何気に使っていましたが、いろいろなケースがあるんですね。
    いろいろ知っていると、もしもの時に対処できますね!

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