車の窓ガラス掃除のコツや道具紹介 ~快適車内空間~

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フロントガラス DIY

1年を通して春は花粉や黄砂で車の窓ガラスが非常に汚れやすい時期です。特に窓ガラスの掃除についてフォーカスを当ててみたいと思います。

「ちょっと窓ガラスの掃除をしようかな」といった方に、よりクリアな仕上がりになる裏技的情報もありますので最後までお付き合い下さいませ。

前回は「窓ガラスの汚れが曇りの原因の一つ」という内容の記事を書きました。
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クリアな視界で快適・安全ドライブ

窓ガラスが汚れているという事は内側が曇りやすい状況というだけでなく、安全面に対しての外からの情報が僅かながら少なくなっていると言えます。

「それは大げさでしょ?」と思う方もいるかも知れませんが、お子さんがいらっしゃる場合だと窓ガラスに触れて白っぽく汚れる事もしばしば。
手の汚れで見づらい事も結構あります。

安全確保の面からもクリアな視界を確保しましょう。

先ずは外側から拭いていきましょう。

基本的なことですが、ガラスの掃除は外側から始めてください。
内側から始めると外の汚れなのか内側の汚れが落ち切っていないのかが分かりづらい為です。

窓拭きの基本は先ずは水拭きです。
タオルを2枚用意して、一方は水で濡らして硬く絞り、もう一方は乾拭き用です。

ガソリンスタンドでよく見る光景で、1枚目で水の拭きすじが残るくらいに湿らせて汚れを浮かせて、2枚目で仕上げるあの拭き方です。

仕上がり重視で時間をかける場合は3工程で拭き上げます。
硬く絞った1枚目で汚れを浮かせ、
乾いた2枚目で水分と汚れを拭き取り、
乾いた3枚目で仕上げの乾拭きです。

この時の3枚目は何度か洗濯して繊維の毛羽立ちが無い物を選びましょう。

また、マイクロファイバークロスを使う場合は仕上げ用にはしないでください。
先程触れた通り、繊維くずが窓ガラスに残ってしまいます。


あまり時間が無い時に外側だけ拭く場合にタオル1枚で仕上げる方法もあります(仕上がりは劣ります)
これは汚れが酷くない場合に向いているのですが、霧吹きで僅かにタオルを湿らせ、窓ガラスにも少しだけ霧吹きします。

上記のタオルを2、3枚使う方法より水分量を少なくしている為、拭きすじが割と早めに乾いていくので、これを繰り返していきます。

使用するタオルは1枚と言いましたが、面が汚れたら折り返してキレイな面で拭いていきます。

窓ガラスのお掃除グッズ

内窓用ハンディモップ、ハンディワイパー
カー用品店に行けば大体1種類くらいは置いてあるかと思います。

クロスや被せるタイプのモップで拭く部分と、持ち手の柄の部分が可倒式になっていて角度が変わるのが特徴です。

フロントガラスの内側が拭きやすいだけでなく、セダンのリアガラスの内側も拭きやすいのでお勧めです。

また、外側を拭く場合でも片方から遠くまで拭く事が出来ます。

狭い駐車場だと片方からしか拭くスペースが無かったり、反対のドアを開けて拭けなかったりする時に対処できます。
確かに力がかけづらいというデメリットはありますが、移動せずにフロントガラス全体を拭けるアドバンテージがあるのは良いのではないでしょうか。

実際に使ってみた

クイックルワイパー…を1番短くして使ってみました。

さらに100均の3枚セットの雑巾をセット!

図らずもこれのサイズがピッタリでした。
生地の厚みも若干薄手で比較的セットし易かったです。

確かに内窓専用のハンディモップは被せるタイプとかあって、ズレたりしないメリットがありますが、同時に「それしか使えない」デメリットの部分もあります。

ですので僕は前々から気になっていたクイックルワイパーを使ってみました。

   

実際使ってみると可倒部分が縦方向だけでなく横方向にも動く為、運転席に座った状態で助手席側の窓の上から下まで拭く事が出来ました。
また、運転席側の窓の下を拭く時も拭きやすく、長さが邪魔になることはありませんでした。

※注意点としては、
最近紫外線や赤外線カットのフィルムを貼っている方が増えてきていますが、当然ガラスと比べると柔らかい素材なので傷付きやすいです。

とがった部分とか力の入れ過ぎには注意してください。
カーナビのフィルムアンテナの部分も同様です。

しつこい煙草のヤニ汚れ対処法

昔車業界に居た頃のメインは外装をキレイにする業務を行っていたのですが、もちろん内装掃除もしていました。

どこに行っても禁煙が叫ばれる世の中になってきましたが、まだまだ営業車等は車内で煙草を吸われていて、内側の窓ガラスが煙草のヤニで汚れていました。

車内から外を見ると何だか景色がぼやけた感じに見える個体もあったくらいです。
そんな煙草のヤニ汚れの対処法について話していきたいと思います。

常にきれいな面で拭く事

当たり前の事なのですが、1番のコツは常にタオルや雑巾のきれいな面で拭くです。

これは煙草のヤニ汚れだけではなく、他の汚れ落としに共通する事なのですが、同じ面で拭き続けても汚れが伸びるだけです。

そして煙草のヤニ汚れは水拭きで殆ど取れますので、硬く絞ったタオル等で何度も面を変えながら根気強く拭いていって下さい。

洗剤などを使う場合も同様です。汚れを浮き上がらせて除去しますが、煙草のヤニはどうしても伸びやすいのでタオルのきれいな面を意識して拭き取ってください。

あとは、洗剤の成分が残ってもシミになりやすいので、最終的に水拭きをするとよりキレイに仕上がります。

有効な洗剤ってありますか?

ここで煙草のヤニ汚れや手の皮脂汚れ等に有効な洗剤を紹介します。
これらの汚れは酸化してますのでアルカリ性の洗剤が有効で、100円ショップやドラッグストアやホームセンターで購入することが出来ます。

●レック セスキの激落ちくん
これはセスキ炭酸ソーダ+アルカリ電解水が入っていて、皮脂や煙草のヤニに効果的です。
但し、アルカリ性は油分を除去しますので、肌荒れ防止の手袋の着用と、スプレーの際は目に入らない様に注意してください。
個人的にはタオル等に吹き付けてから拭き上げる方が安全かと思います。

車の内装によく使われている皮革製の部分もNGです。皮の油分が無くなりパサパサになります。

●イチネンケミカルズ クリンビュー 超スッキリガラスクリーナー
こちらはアルコールを配合した速乾性タイプなので「拭きすじが残るのが面倒!」という方にお勧めです。

アルコールにも油分を除去する効果がありますのでヤニ汚れや皮脂汚れに効果的なのですが、同じく肌荒れ防止用に手袋をして使用してください。

こちらも目に入らない様に気を付けて作業してください。
速乾性なので汚れが酷い場合は伸びやすい為、何度かに分けて拭いて下さい。

●KYK クリアウォッシャー液
ウォッシャー液には汚れを落とす成分が含まれている為、こちらも上げてみました。
なぜこの商品を上げたかというと、液性が弱アルカリ性で、(中性の物より)皮脂汚れ等には強いからです。

また、車のメンテナンスに興味がある方なら割とウォッシャー液は持っている方が多いかと思います。
この原液をスプレーボトルに入れてタオル等に吹き付けて使用します。

裏技的アイテム 「精製水」

最後に、一段とクリアな仕上がりに出来る裏技的アイテムをご紹介します。それは薬局等で売っている精製水です。

実は水道水にはカルキやミネラル分などの不純物が含まれている為、ガラスを水拭きするとどうしても拭きすじが残りやすいです。
カークリーンの業者であれば純粋精製機を導入している所もありますが、一般のユーザーですとなかなか用意するのは困難です。
そこでコンタクトレンズの洗浄等に使用する精製水です。値段も100円少々で手に入るのでお勧めです。

ミネラル等が含まれていないので拭き上げの仕上げに使うと視界が一層クッキリとします。是非1度お試し下さい。

ホームセンターやカー用品店に売っている「バッテリー補充液」も中身は純水ですので手に入りやすい方でどうぞ。

~まとめ~

  • 車内用ハンディモップが便利。
    フロントガラスの根本などの狭い部分は車用のハンディモップが便利です。
  • タオルは常にきれいな面で、水拭き⇒乾拭きを2、3工程に分けて
  • 煙草のヤニ・皮脂汚れはアルカリ性の液剤で除去。
    但し、洗剤の成分は拭きすじが残りやすいので仕上げは水拭きで。
  • 出来れば最後は純水を使って一層クリアに。

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あなたのカーライフが少しでも良くなります様に

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